大会実行委員長 御礼
第45回全国中学生選抜将棋選手権が、本年も8月3日、4日の二日間に渡り熱戦が繰り広げられ大盛況に開催されました。皆様からのご協力によるものと感謝申し上げます。
本年も、彬子女王殿下より大会名誉総裁としてご臨席を賜りました。出場選手による『寛仁親王牌』『彬子女王牌』の返還の後、彬子女王殿下より「おことば」を賜りました。また、大会会長山本天童市長、日本将棋連盟羽生会長、山形県吉村知事をはじめ多くのご来賓の皆様ご臨席のもと大会に花を添えていただきました。
本大会も、「青少年の健全育成」「将棋人口の拡大」「地場産業の発展」の大会理念のもと、開催し、中学生棋士の皆様には、全国各地の代表としての自身と誇りを胸に、礼儀正しい姿勢で大会に挑んでいただきました。
また、本大会は45回節目の大会として、記念事業として羽生会長をはじめとするプロ棋士と出場選手との交流事業を開催しました。リレー将棋を通じて選手とプロ棋士との混合チームを編成して対抗戦を行い、選手にとっては夢のような時間を過ごすことができたと選手をはじめ関係者の皆様より好評をいただきました。そして、大会はじまって以来のグッズ販売を行い、大会の認知度拡大と地場産業の更なる発展を図りました。
さらには、第40回大会以降はじめて選手同士の宿泊を同部屋にし、選手間の交流を深める機会を創出し、本大会の醍醐味の一つを体感いただきました。
本大会の開催にあたり、多大なるご支援を頂きました天童市、公益社団法人日本将棋連盟、並びにご後援・ご協賛・ご協力を賜りました関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。
そして来年46回目を迎える本大会を、より進化させ、全国の中学生棋士にとって一生の想い出となる大会をメンバー一丸となって準備してまいることをお誓い申し上げ、第45回大会実行委員長の大会閉会のご挨拶とさせていただきます。
2024年度 第45回大会実行委員長
公益社団法人天童青年会議所
理事長 片桐 一樹
